嫌いな君を好きになる……
誰もが幸せになるためにーー
カランーーー
何かの金属を掴んだ音が、聞こえた。
ガシャーンーーーー
俺が桜を抱き締めた瞬間ーーー
金属と金属が、ぶつかる音を聞いた。
ソッ、と目を開けると俺達を庇うように……
風雅が、鉄の棒でナイフを受け止めていた。
「風雅くんーーーっ」
桜の泣きそうな声が響いた。
何かの金属を掴んだ音が、聞こえた。
ガシャーンーーーー
俺が桜を抱き締めた瞬間ーーー
金属と金属が、ぶつかる音を聞いた。
ソッ、と目を開けると俺達を庇うように……
風雅が、鉄の棒でナイフを受け止めていた。
「風雅くんーーーっ」
桜の泣きそうな声が響いた。