嫌いな君を好きになる……
「桜!?」


私は、教室を飛び出した。


君が私を守ってくれる様にーー


私も貴方を守りたいーー。



「先生!!


天くんを謹慎にしないでください‼


天くんは悪く……ないッ!


天くんは、私を助けてくれたのにっっ!!」


私の声が届くなら、、




 何度でも叫ぶよ。

「桜ちゃん、これーー」


スマホ?


突然、奏多くんからスマホを差し出され受けとると、そこには先程の出来事がーー

長谷川くんに、迫られてる私が苦痛に顔を歪めてる動画。


それを助けた天くん。



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