嫌いな君を好きになる……
「どうした?


なんで、泣いてーーッ」



「天くん、私のこと嫌いになったの?
目を見てくれないし、寂しくて………

嫌いになったの?」



思わずさっきの事を思い出す。


君の手を引くと君は、バスタオル姿を促し見ない様に伏せ見がちに歩いたせいで、君は嫌いになったと誤解する。


そんなわけないのに、君は泣いてる。

君の頬にキスをする。


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