嫌いな君を好きになる……
目立ちすぎじゃね。

この歩いてる一瞬でさえ、見られすぎだし。

本人は気づいてないのか、と思う。

話しかけよう、としてる奴等に睨みを利かせれば離れてく。


「じゃあ、私ここなんでありがとうございます‼」


宮園学校に、着いた私は、みんなに頭を下げた。


だけど何故か、皆が校門を入って来るからびっくりして声をあげた。

「何してるの?」


「何って、俺らこの学校だけど?」


え、、




嘘。


けど、私達この学校でこんな人見たことない。

だってこの学校は、名門進学校。


< 33 / 216 >

この作品をシェア

pagetop