嫌いな君を好きになる……
「ごめん、ごめんな、桜っ」


俺は、桜の頭を撫でた。


「ケンカやだ、怖い」

「うん、ごめんな。
あっちでお茶しょ。」


さりげに、桜を連れてく真にイライラしたが言うまい。


俺の所に、奏多が来た。



「しかし、意外だな。
天が、まさかの不器用とは。」

うるせー。


「どうしていいか、分からないだけだ」


あんな、タイプははじめてで、どうしていいか、分からない。


泣き虫で怖がりで………

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