嫌いな君を好きになる……

突然のナイト登場

ガラッ


突然空く教室に目を向けると、見知らぬ男がいた。


「桜!!

お前大丈夫か?拉致られたって聞いたぞ。

なんもされてないか?」


「今のとこはーー、大丈夫だよ。 
ありがとう、旬(シュン)。」


綻ぶ気持ちの中に君がいた。


誰だコイツ。


「あのさ、桜を教室から連れ出したのはなんで??……………あ~言うことするため?」


ベットを見る男の目は、汚ならしい様に俺らを見たんだ。


んな訳ない。

だけど
まったく、否定も出来ない。


先程、押し倒して泣かせたばかりだ。


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