嫌いな君を好きになる……
「旬、私は大丈夫だよーー。
心配しないで。」


「ーーーッッ。

放課後迎えに来るからな」


男は、桜の髪を撫でた。


名残惜しそうに離れてく。


ドンッ


ドアに手をつき行き場を無くしたのはーー

誰でもない天だった。



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