1%の甘さで
ん?なにこの山盛りの資料は。
はいっと渡してきたのはホッチキス。
これは…。
もしかしなくてもこの大量の資料をホッチキスで止める作業をしろってことだな!?
「これって今日中ですか…ね?」
「なんだ、さっきはできるって言ったじゃないか」
…こんなん1人じゃ絶対無理だよ!?
夜まで学校残れっていうのか!!
嘘でしょと言葉を失う。
「……はは、やらせていただきます。」
雑用を押し付けられることは重々承知してたけど、まさかここまで鬼畜とは思わなかった。
これからは鬼畜先生って呼んでやる!!
あとこれからは数学の時間は絶対寝ないと誓った。