カラフル
確かそれは2ヶ月ぐらい前の話。


あたしには親友の真美がいた。


真美は好きな人がいた。

学年のアイドル遠藤悠。



遠藤くんは、いつもキラキラしてて


優しくて、


誰にでも声をかけてくれる、モテるのも納得できた。



「ねえ、華?あたし達親友だよね?」



「うん、そうだよ?」



突然、心配そうな顔を向けてきた真美にキッパリと言った。



思えば、これが間違いだったのかもしれない。



「ホント??じゃあお願いがあるんだぁ・・・」



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