イジワル御曹司ととろ甘同居はじめます
社長の、とにかく座ろうという言葉に母が私の背をグイグイ押して近くの椅子に座らされる。
「驚くのも無理はないよ」
当たり前でしょ!と面と向かって言えないので心の中で叫ぶ。
「ごめんね。本当はもっと早くに言うべきなんたけど…みずほの勤めてる会社の社長さんって言ったら反対されるかなって思ってなかなか言えなかったの」
だよね~。普通はそうよね~。
「まぁ…そうでしょうね。あの…母とはいつから交際をしてらっしゃるんでしょうか?」
すると社長は母は見つめ合ってフッと微笑む。
「1年前に虫垂炎で入院したときに担当してくれた看護師さんが彼女だったんだ。彼女に一目惚れをした私は猛アタックの末、退院と同時に交際を始めたんだ」
やっぱり…そういう出会いか。文佳の予想的中…って喜んでる場合じゃない。
「それでね、みずほ。急で申し訳ないんだけど…私たち結婚しようと思ってるの」
「へ~結婚……ん?」
私が一人驚いている中、母と社長はもう2人の世界にいるように見つめ合っている。
今まで私の為に母はいろんな事を犠牲にしてきた。だから結婚することに反対するつもりもないし母には幸せになってほしい。だけど…まさか相手がうちの会社の社長だとは。
正直気持ちに余裕がないが、そんなことを言ってられない。
「社長。母のことよろしくお願いします」
「必ず幸せにします」
社長に頭を下げられた私は、恐れ多くてあたふたしてしまった。
「驚くのも無理はないよ」
当たり前でしょ!と面と向かって言えないので心の中で叫ぶ。
「ごめんね。本当はもっと早くに言うべきなんたけど…みずほの勤めてる会社の社長さんって言ったら反対されるかなって思ってなかなか言えなかったの」
だよね~。普通はそうよね~。
「まぁ…そうでしょうね。あの…母とはいつから交際をしてらっしゃるんでしょうか?」
すると社長は母は見つめ合ってフッと微笑む。
「1年前に虫垂炎で入院したときに担当してくれた看護師さんが彼女だったんだ。彼女に一目惚れをした私は猛アタックの末、退院と同時に交際を始めたんだ」
やっぱり…そういう出会いか。文佳の予想的中…って喜んでる場合じゃない。
「それでね、みずほ。急で申し訳ないんだけど…私たち結婚しようと思ってるの」
「へ~結婚……ん?」
私が一人驚いている中、母と社長はもう2人の世界にいるように見つめ合っている。
今まで私の為に母はいろんな事を犠牲にしてきた。だから結婚することに反対するつもりもないし母には幸せになってほしい。だけど…まさか相手がうちの会社の社長だとは。
正直気持ちに余裕がないが、そんなことを言ってられない。
「社長。母のことよろしくお願いします」
「必ず幸せにします」
社長に頭を下げられた私は、恐れ多くてあたふたしてしまった。