イジワル御曹司ととろ甘同居はじめます
「これ僕のプライベートの番号とメルアド。今度ゆっくり話がしたい」

私も名刺入れから名刺を取り出すと自分の番号とメルアドを書いて渡した。

「じゃあ・・・今日中にメールするよ。じゃあな」

信君は森さんと合流して帰って行った。

まさかこんなドラマみたいなことが現実に起こるなんて。私はもらった名刺を見つめた。

その日の夜、早速信君からメールが届いた。

【みずほと再会出来て凄くうれしかった。積もる話もあるし、今度食事にでも行かない?】

私も近況や引っ越し後の事も知りたくて信君からのお誘いを快諾し3日後に会うことになった。
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