イジワル御曹司ととろ甘同居はじめます
「三浦さん。私と宮田さんは単なるお茶のみ友達です。それと私、部長と付合うまでいろんな事がありました。
辛くて他の人に逃げようとまで考えたりもしました。でもやっぱり諦められなくて・・・だから、偉そうな事は言えないけどやっぱり思いは伝えた方が良いと思います」
「大沢さん?」
「好きなんですよね?宮田さんの事。だったら尚更、あの時こうしてたらって後悔だけはして欲しくないので」
三浦さんはしばらく考えていたけどパッと顔を上げると頷いた。
「あたって砕けろだね。でもまさか大沢さんに後押しされるなんて思ってなかった。私結構酷い事してきたのに・・・」
確かに利用しようとしたり睨まれたりいいことはなかった。
「宮田ならまだ一人で仕事してるよ」
いつから聞いていたのかわからないが気がつくと建一さんが立っていた。
驚いたのは三浦さんも同じで
「い、いつからそこに?」
「う~ん、みずほが宮田とお茶のみ友達って所かな?」
だったら声かけてよ。