イジワル御曹司ととろ甘同居はじめます
やっぱりここは七瀬部長に聞いた方がいいかな…
夜7時ちょっと過ぎに七瀬部長が帰ってきた。
家族になって初めての食事。母が得意料理を振る舞うと社長と部長は美味しい美味しいとご飯を平らげる。
「こういう家庭の味に飢えてたからこれが毎日食べられるなんてうれしい」
部長は本当になんて優しい人なんだ。
人を不快にさせない話術。存在そのものがパーフェクト。きっと社長もそういう人で母はそんな社長に惹かれたんだろうな。
「みずほ、ほらまたここ汁が付いてるわよ」
母に指摘され胸元をみると煮物の汁が胸にぽつんとついていた。
気をつけているのだけれどよくやってしまうのはやはりこの胸のせい?
でも付けないように気をつけると猫背になるし、とてもだらしのない人に見えるのが嫌だ。
恥ずかしくて席を立ち洗面所へ。
いつも持ち歩いているしみ取りでシミを取る。
初日からこんなみっともないことをしてしまったことに落ち込む。
「は~あ」溜息と共に声が漏れる。
「胸がでかいと面倒だな」
夜7時ちょっと過ぎに七瀬部長が帰ってきた。
家族になって初めての食事。母が得意料理を振る舞うと社長と部長は美味しい美味しいとご飯を平らげる。
「こういう家庭の味に飢えてたからこれが毎日食べられるなんてうれしい」
部長は本当になんて優しい人なんだ。
人を不快にさせない話術。存在そのものがパーフェクト。きっと社長もそういう人で母はそんな社長に惹かれたんだろうな。
「みずほ、ほらまたここ汁が付いてるわよ」
母に指摘され胸元をみると煮物の汁が胸にぽつんとついていた。
気をつけているのだけれどよくやってしまうのはやはりこの胸のせい?
でも付けないように気をつけると猫背になるし、とてもだらしのない人に見えるのが嫌だ。
恥ずかしくて席を立ち洗面所へ。
いつも持ち歩いているしみ取りでシミを取る。
初日からこんなみっともないことをしてしまったことに落ち込む。
「は~あ」溜息と共に声が漏れる。
「胸がでかいと面倒だな」