イジワル御曹司ととろ甘同居はじめます
誰よりも好きだから
駅へ向かい、新幹線に乗るまでは「このままではいけない。ちゃんと話をしなくちゃ」そう思いながら鼻息荒く新幹線に飛びのったけど、座席に座って一息ついてハッとする。
生まれて26年間。こんな思い切った行動は初めてだ。
でもホテルに行ってどうしたらいい?。
自分で言うのもなんだが、割と慎重な性格だと思っていた私。
だけど新幹線が動き出して自分の取ろうとしているこの行動が正しいことなのか。
押しかけたことで余計嫌われてしまうのでは・・・さっきまでの勢いは一瞬で不安へと変わってしまった。
「はぁ~」
あれよあれよと気がつけば建一さんの宿泊先のホテルの前。
電話を掛けようかバッグからスマホを取りだして目が点になる。
充電が・・・2%?!
これ電話掛けた途端、切れたりしたらどうしよう。基も港もない。
ホテルの前で途方に暮れていた。
さっきまでの行動力も勇気も充電器の残量のようになくなっていた。
生まれて26年間。こんな思い切った行動は初めてだ。
でもホテルに行ってどうしたらいい?。
自分で言うのもなんだが、割と慎重な性格だと思っていた私。
だけど新幹線が動き出して自分の取ろうとしているこの行動が正しいことなのか。
押しかけたことで余計嫌われてしまうのでは・・・さっきまでの勢いは一瞬で不安へと変わってしまった。
「はぁ~」
あれよあれよと気がつけば建一さんの宿泊先のホテルの前。
電話を掛けようかバッグからスマホを取りだして目が点になる。
充電が・・・2%?!
これ電話掛けた途端、切れたりしたらどうしよう。基も港もない。
ホテルの前で途方に暮れていた。
さっきまでの行動力も勇気も充電器の残量のようになくなっていた。