イジワル御曹司ととろ甘同居はじめます
これからもずっとあなたの側で・・・
1週間後に母達が帰ってくる。
そして帰ってきたら報告しなきゃならないことがある。
その一つ。
「親父達が帰ってきてしばらくしたらちょっとしたお披露目パーティーを開く事になったんだ」
夕飯を食べていると建一さんはハッと思い出したように言った。
それを提案したのは建一さんではなく、建一さんの叔父である副社長からの提案なのだそうだ。
「それはいつ?」
「ま~みんなの都合もあるし、会場もこれからって感じみたいだけど・・・でも俺もそれには賛成してる。
子煩悩とまでは言わないけど母親が亡くなって以来、男で一つで俺をここまで育ててくれたしね」
「それは私も同じ、女手一つで今まで育ててくれた母に感謝してるし、何かしてあげたいって思っていたから・・・
便乗って感じだけど私も何かお手伝いしたい」
そもそも母の再婚を反対しなかったのは理由もおなじだった。
「でもさ~親父達が再婚しなかったら今の俺たちは同じ会社の単なる社員同士で終わってたな」
本当にそう思う。
だけど・・・2人のいない間に私たちが兄妹ではなく恋人になったと言ったらどう思われるだろ。
反対されたらどうしよう・・・
いや、反対されても後には引けない。
だって、大好きなんだもん。
人生で初めて譲れないものができた。
そして帰ってきたら報告しなきゃならないことがある。
その一つ。
「親父達が帰ってきてしばらくしたらちょっとしたお披露目パーティーを開く事になったんだ」
夕飯を食べていると建一さんはハッと思い出したように言った。
それを提案したのは建一さんではなく、建一さんの叔父である副社長からの提案なのだそうだ。
「それはいつ?」
「ま~みんなの都合もあるし、会場もこれからって感じみたいだけど・・・でも俺もそれには賛成してる。
子煩悩とまでは言わないけど母親が亡くなって以来、男で一つで俺をここまで育ててくれたしね」
「それは私も同じ、女手一つで今まで育ててくれた母に感謝してるし、何かしてあげたいって思っていたから・・・
便乗って感じだけど私も何かお手伝いしたい」
そもそも母の再婚を反対しなかったのは理由もおなじだった。
「でもさ~親父達が再婚しなかったら今の俺たちは同じ会社の単なる社員同士で終わってたな」
本当にそう思う。
だけど・・・2人のいない間に私たちが兄妹ではなく恋人になったと言ったらどう思われるだろ。
反対されたらどうしよう・・・
いや、反対されても後には引けない。
だって、大好きなんだもん。
人生で初めて譲れないものができた。