イジワル御曹司ととろ甘同居はじめます
ど、ど、どうしよう。
とうとうこの日が来てしまった。
緊張のあまりちょっと寝不足気味な私。だがそれとは正反対で建一さんはというと・・・
普通に寝てるし・・・なんなのこの差は。
しかもくどいようだが、どんな寝顔もかっこいい。悔しいから建一さんの鼻をつまんでみた。
「ん・・・ん・・・んぐ!」
目がパッと開いた瞬間に手を離す。
「今何した?」
不機嫌全開の建一さん。何だか初めて2人暮らしをしていた頃を思い出した。
まさかこんな風に一緒の部屋で眠る日が来るなんて誰が想像しただろう。
「ん?一人で幸せそうに眠っていたから意地悪しました」
ペロッと舌を出すと急に視界が変わる。あれ?天井?いや、顔がある。
一瞬で建一さんが私を見下ろしていた。
「け、建一さん?」
「何が一人幸せそうにだ。幸せなのは当たり前だろう?こんないい女が俺の隣にいるんだから」
な、何?寝起きでそんなドキッとするような事言うなんて・・・
「もう、朝からどうしたんです?いつも一緒に寝てるのに・・・それより私緊張して眠れなかったんだから」
「なんで?」
ほらやっぱり。建一さんは今日母達が帰ってくるのに全く緊張していない。
「だって留守中に私たち・・・恋人同士になったでしょ?そのことをちゃんと報告しなきゃいけないと思ったら緊張して眠れなかったの」
自分だけがこんなに悩んでるのが何だか悔しくて口を尖らせる。
「大丈夫だって。あの二人なら俺たちの事も許してくれるよ」
「う~ん。でも緊張する」
やっぱりちゃんと報告するまでは落ち着かない。
とうとうこの日が来てしまった。
緊張のあまりちょっと寝不足気味な私。だがそれとは正反対で建一さんはというと・・・
普通に寝てるし・・・なんなのこの差は。
しかもくどいようだが、どんな寝顔もかっこいい。悔しいから建一さんの鼻をつまんでみた。
「ん・・・ん・・・んぐ!」
目がパッと開いた瞬間に手を離す。
「今何した?」
不機嫌全開の建一さん。何だか初めて2人暮らしをしていた頃を思い出した。
まさかこんな風に一緒の部屋で眠る日が来るなんて誰が想像しただろう。
「ん?一人で幸せそうに眠っていたから意地悪しました」
ペロッと舌を出すと急に視界が変わる。あれ?天井?いや、顔がある。
一瞬で建一さんが私を見下ろしていた。
「け、建一さん?」
「何が一人幸せそうにだ。幸せなのは当たり前だろう?こんないい女が俺の隣にいるんだから」
な、何?寝起きでそんなドキッとするような事言うなんて・・・
「もう、朝からどうしたんです?いつも一緒に寝てるのに・・・それより私緊張して眠れなかったんだから」
「なんで?」
ほらやっぱり。建一さんは今日母達が帰ってくるのに全く緊張していない。
「だって留守中に私たち・・・恋人同士になったでしょ?そのことをちゃんと報告しなきゃいけないと思ったら緊張して眠れなかったの」
自分だけがこんなに悩んでるのが何だか悔しくて口を尖らせる。
「大丈夫だって。あの二人なら俺たちの事も許してくれるよ」
「う~ん。でも緊張する」
やっぱりちゃんと報告するまでは落ち着かない。