イジワル御曹司ととろ甘同居はじめます
翌朝、いつもの様に少し早く起きてお弁当を作る。
あんな事があったのに昨夜はぐっすり眠れた。さて朝食はどうしよう。
何も作らなくていいとは言ってたものの社長は部長が何も出来ない人だって言ってたし作って怒られることはない。
それにそこまで冷血ではないだろう。
私は簡単な朝食を作り、【朝食です】とだけメモを貼ると、顔も会わさぬまま早々に身支度を調え家を出た。
「み・ず・ほ」
お昼休みに食堂の隅っこでお弁当を食べていると、みずほが社食の定食を持って私の向かい側に座った。
「文佳」
「・・・なに?暗いけど。また誰かに何か言われたりしたの?」
この会社で私の心配をしてくれるのは文佳だけだ。
「ううん」
私は首を横に振って、食べ終えたお弁当箱をバッグにしまった。
「ならいいけど・・・あっ!それよりどうなの?新生活は」
文佳には母が再婚したことを話した。でも再婚相手が『七瀬フーズ』の社長だということは話していない。
もちろん部長が義理の兄になったこともいっていない。
ただ、今までと生活ががらっと変わったって事だけは話した。
あんな事があったのに昨夜はぐっすり眠れた。さて朝食はどうしよう。
何も作らなくていいとは言ってたものの社長は部長が何も出来ない人だって言ってたし作って怒られることはない。
それにそこまで冷血ではないだろう。
私は簡単な朝食を作り、【朝食です】とだけメモを貼ると、顔も会わさぬまま早々に身支度を調え家を出た。
「み・ず・ほ」
お昼休みに食堂の隅っこでお弁当を食べていると、みずほが社食の定食を持って私の向かい側に座った。
「文佳」
「・・・なに?暗いけど。また誰かに何か言われたりしたの?」
この会社で私の心配をしてくれるのは文佳だけだ。
「ううん」
私は首を横に振って、食べ終えたお弁当箱をバッグにしまった。
「ならいいけど・・・あっ!それよりどうなの?新生活は」
文佳には母が再婚したことを話した。でも再婚相手が『七瀬フーズ』の社長だということは話していない。
もちろん部長が義理の兄になったこともいっていない。
ただ、今までと生活ががらっと変わったって事だけは話した。