イジワル御曹司ととろ甘同居はじめます
「…俺のが旨い」
でもまさかの否定。
「ちょっと待ってくださいよ。私のお肉だって美味しいですよ。みてくださいここ!国産黒毛和牛ですよ」
さっきのあ~んをかき消すかの様に早口で訴える。
「悪いが俺のも国産黒毛和牛だ。食ってみろほら」
部長がすき焼き鍋から牛肉を取りそれを私の口元までもってくる。その顔はお前もあ~んしろって顔だ。
罰ゲームがかかってる。恥ずかしいなんて言ってられない。口をあ~んと開けて部長牛肉を頂く。
「どうだ俺の方がおいしいだろ?」
「・・・いっしょですが」
「え?」
「だって元々同じ物で私は見切り品、部長はちょっと鮮度がいいってだけですよ。悔しいけど食べた感じ、味に大差はないですね」
すると部長は私の方の肉をとって食べる。
「どうです?私は同じだと思いますよ~。知ってます?見切り品って美味しく食べれるぎりぎりのところでお値打ちにしてるんですよ。わざわざ鮮度が落ちている物を売ったりしないんです。その日のうちに食べれば問題ないんです」
「・・・詳しいんだな」
部長は面白くなさそうに野菜を食べている。
でもまさかの否定。
「ちょっと待ってくださいよ。私のお肉だって美味しいですよ。みてくださいここ!国産黒毛和牛ですよ」
さっきのあ~んをかき消すかの様に早口で訴える。
「悪いが俺のも国産黒毛和牛だ。食ってみろほら」
部長がすき焼き鍋から牛肉を取りそれを私の口元までもってくる。その顔はお前もあ~んしろって顔だ。
罰ゲームがかかってる。恥ずかしいなんて言ってられない。口をあ~んと開けて部長牛肉を頂く。
「どうだ俺の方がおいしいだろ?」
「・・・いっしょですが」
「え?」
「だって元々同じ物で私は見切り品、部長はちょっと鮮度がいいってだけですよ。悔しいけど食べた感じ、味に大差はないですね」
すると部長は私の方の肉をとって食べる。
「どうです?私は同じだと思いますよ~。知ってます?見切り品って美味しく食べれるぎりぎりのところでお値打ちにしてるんですよ。わざわざ鮮度が落ちている物を売ったりしないんです。その日のうちに食べれば問題ないんです」
「・・・詳しいんだな」
部長は面白くなさそうに野菜を食べている。