イジワル御曹司ととろ甘同居はじめます
「大沢さん」
課長に呼ばれた。
「申し訳ないがこれ確認に行ってくれないかな?」
「・・・営業部ですか」
本当にここの部の人達は経費で落とせないかもしれないけどとりあえず書いちゃおう的な報告書を出す。
その度に私たちがイエスかノーかを判断させられる。
全く、ちょっとイケメンだからって何でも書きゃいいってもんじゃない。一度は言ってやりたいがそこをぐっと抑える。なぜなら報告書を書いたのは宮田さんだったからだ。
でも書類を確認するのは部長。
なんだけど・・・あっ!部長は出張だ。
でもここでそのことを言ったら何で知ってるって事になりかねない。とりあえず書類だけは届けよう。
「毎回ごめんね」
課長は申し訳ない声で言うが気持ちはこもってない。
「いいです。私の仕事なので・・・」
書類を持って営業部に行くと半分以上が外回りで人がいなかった。
だが私を見て駆け寄って来る人が・・・
「大沢さん」
私は出張報告書を大沢さんに見えるように持ち上げる。
「これ宮田さんの書いた報告書ですよね。経費では落ちないの分かってますよね?それに上司の印鑑がおされてませんよ」
すると大沢さんが意外な言葉を口にする。
「わざと書いたって言ったらどうします?」
「はい?」
課長に呼ばれた。
「申し訳ないがこれ確認に行ってくれないかな?」
「・・・営業部ですか」
本当にここの部の人達は経費で落とせないかもしれないけどとりあえず書いちゃおう的な報告書を出す。
その度に私たちがイエスかノーかを判断させられる。
全く、ちょっとイケメンだからって何でも書きゃいいってもんじゃない。一度は言ってやりたいがそこをぐっと抑える。なぜなら報告書を書いたのは宮田さんだったからだ。
でも書類を確認するのは部長。
なんだけど・・・あっ!部長は出張だ。
でもここでそのことを言ったら何で知ってるって事になりかねない。とりあえず書類だけは届けよう。
「毎回ごめんね」
課長は申し訳ない声で言うが気持ちはこもってない。
「いいです。私の仕事なので・・・」
書類を持って営業部に行くと半分以上が外回りで人がいなかった。
だが私を見て駆け寄って来る人が・・・
「大沢さん」
私は出張報告書を大沢さんに見えるように持ち上げる。
「これ宮田さんの書いた報告書ですよね。経費では落ちないの分かってますよね?それに上司の印鑑がおされてませんよ」
すると大沢さんが意外な言葉を口にする。
「わざと書いたって言ったらどうします?」
「はい?」