嗚呼私の王子様



そのとき座り込んでいた私の手を取り、



「さぁ、共に行きましょうお姫様。」



そう言って立たせてくれて、あたしの手の甲に



そっとキスをした。



その行動の意味はわからなかったけど、



少し顔がポッと熱くなる感じがした。



なんだろう、この感覚。


< 10 / 34 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop