嗚呼私の王子様

新人




私が2年生に進級した始業式の日、

クラス表の前には人だかりが出来ていた。

皆クラスを見て友達とかと騒いでいた。



しかし、それとは別にもう1つ人だかりが出来ていた。



「なんだろう。」



好奇心、とまでいかない、ただの興味本位だった。

何がそこまで賑わせているのか。



そのもう1つの人だかりに近付くと、

どうやらそこにいたのは女子ばかりのようだった。


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