嗚呼私の王子様



なんて、今はそれどころではない。



何としても生徒会に入らなければいけない私は必死だった。



けれど、選挙当日に演説をする際、

推薦人の演説も必要なのだ。



この学校に友達の1人もいやしない私は、

それに随分困らされた。



自分じゃどうしようもないから担任に相談したところ、

1人推薦してくれたからその子に頼むことにした。


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