嗚呼私の王子様



そうこうしている間に今日は選挙当日。

推薦人の子に「よろしく。」とだけ伝え、

私は自分の演説をするべく壇上へ上がる。



緊張は、していなかった。

どこにそんな自信があるのやら。



自分でも不思議だったが、

今はその根拠の無い自信が私の後を押してくれていた。


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