あなたへ


「ほんとに作ってくれるの?」

「1番上手く出来た奴を出したいので、いつになるのかは分かりませんが…」


極力1番上手で1番可愛いやつがいい。


「じゃあのんびり待ってようかな」


素敵な時間だ。


ふとんくんの為なら努力は惜しまない。


任せてください。と一言いい、私は仕事に戻った。


ふとんくんもパソコンをカタカタ打ち作業をしている。


ヘッドホンをしながらパソコンをいじる姿は中々拝めない。


掃除をしながらそんなふとんくんの後ろ姿を眺めていた。
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