あなたへ
「瑠梨ちゃん」
いつものように、ふとんくんが私に話しかける。
「瑠梨ちゃんはさ、僕の事…どう思ってるの?」
ふとんくんは妙な事を口にする。
勿論ふとんくんの事は好きだ。
「好き…?それってどういう…?」
どういう…??
どうって…?
「人として、って意味での好き?それとも、別の?」
別の…???それはつまり…
「僕は初めてみた時から瑠梨ちゃんの事、1人の女性として見てた」
えっ…?
「瑠梨ちゃん、僕と付き合ってよ」
え、そんな…。
じりじりと距離を詰められる。
「瑠梨ちゃん…」
そしてそのまま顔が近くなり_____。