四つ脚の絵書き歌

思い出そうとした矢先、足の裏が急に地面の感触をなくした。
宙に浮いた、と思った時にはもう体が地面に触れていた。

重力に従い、祥一は誰かが掘った穴の中に落ちていった――――――
< 9 / 28 >

この作品をシェア

pagetop