俺らの本
思わず肩が上がり、後からジワジワと恥ずかしさが襲ってくる。
俺が眉間にシワを寄せると、それとは正反対に葵はニヤニヤと笑う。
きっと他人から見たら、異様な光景だろう。
「あのさ、ボク見ちゃったんだけど。」
俺が睨んでいることなど気にせず、喋り出した。
は?
見ちゃった?
何を言っているのかわからずチラッと葵を見ると、さっき以上にニヤニヤと笑っていた。
「何を?」
「何をって、わかってるくせに~!」
そう言って葵は、ポンと俺の背中を押した。
いや、わかってないから聞くんだよ。
俺が本気でわからないと気づくと、葵は大きくため息をついた。
「さっきだよ!同じ学校の女子と話してたじゃんか!いや~、青春だ~!!」
女と話してた?
俺が??
いつ話し…………て……。
俺が眉間にシワを寄せると、それとは正反対に葵はニヤニヤと笑う。
きっと他人から見たら、異様な光景だろう。
「あのさ、ボク見ちゃったんだけど。」
俺が睨んでいることなど気にせず、喋り出した。
は?
見ちゃった?
何を言っているのかわからずチラッと葵を見ると、さっき以上にニヤニヤと笑っていた。
「何を?」
「何をって、わかってるくせに~!」
そう言って葵は、ポンと俺の背中を押した。
いや、わかってないから聞くんだよ。
俺が本気でわからないと気づくと、葵は大きくため息をついた。
「さっきだよ!同じ学校の女子と話してたじゃんか!いや~、青春だ~!!」
女と話してた?
俺が??
いつ話し…………て……。