カクテル紅茶館の事件簿録

喉を詰まらせながら話す姿に、それは綺麗事なんかじゃなく本心なのだと他人の私にも分かる。

だけど、それをどう受け取ってどんな答えを出すのか。

それは母親をじっと見つめているヌイ次第。

「いいよ」

「え?」
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