泥に咲く花
第一章
自分が強運の持ち主だと思ってる人間はこの世にどのくらいいるのだろうか。その人間はなにをもって強運であると言い張っているのだろうか。
ジャンケンで負けなし?席替えでずっと後ろの席?宝くじやバーアイスでいつも当たりを引く?…強運だな。
例えば、ポジティブな思考で自分を良い結果へと導く“引き寄せの法則”というものがあるらしい。
大事な大会で勝利を手にするのはもちろん、入試や就活にまで通用しようものなら是非とも詳細を知りたい。
つまり強運な人ほど努力をしているということになるのだろうか。運悪ぃ〜運悪ぃ〜と嘆くばかりの人間には負のオーラがまとわりついて終了。これが現実なのかもしれない。
この話と本編にはなんの関係もないのかもしれない。
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