女子高生のカミングアウト?!

しかし
花子が起きたのを
確認した妙子が
散歩用バックを
肩にかけたのを
みた花子の瞳は
キラキラ輝やき
さっきの不機嫌さは
どこかにぶっ飛んでいた


そんな花子に気づいた妙子は

「本当花子は可愛い奴やなあ!その図々しさがかーなーり
プリティー。」

と……
奇声に近い声を
発し花子のリードを
強く握って


まだ冷たい朝の空気の中へ

花子と散歩に出かけた


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