さんかくよりも複雑で
[琉星Side]
今日ずっと莉乃楽しそうにしててよかったな
でも、クラス発表のとこで寂しそうに見てきたのはちょっと心配だな
それに、俺らの学年とか、2年の女子達が莉乃に手出さなくちゃいいけど
「いろんなことあって初めての高校楽しかったな」
莉乃は帰り道のあいだずっと今日あったことを話してくれた。にこにこしてて幸せそうだな
「莉乃が楽しそうでよかった」
そのあとスマホが振動した
見てみたら、悠からだった『こっちの準備はおわったぞ!』実は今日、莉乃の入学祝いに莉乃の両親にも協力してもらって莉乃の家のレストランでサプライズパーティをすることになっててそれで悠は先にレストランに向かって準備の手伝いをしに行った
「お前の家まで競争な、よーいどん」
そして俺らは走って莉乃の家に行った
♡ ♡ ♡
「莉乃、高校入学おめでとう!!」
「え!ぱぱ、まま、それにゆうにぃ」
よかった、莉乃が喜んでくれてる、とりあえず一安心
そして小学校5年生の俺の両親と双子の妹りりとののやってきてが走って莉乃に抱きついた
「莉乃おねえちゃん!!おめでとう!!」
「りりとののまでありがとう!」
3人で楽しそうにしてるのを見るのが俺は昔から好きだった
そこに琉星の両親と琉星の弟の光輝もやってきてお店の中はとても明るい雰囲気に包まれた
「莉乃のパパ特製ディナーだぞー!!」
そして莉乃のお父さんがたくさんの料理を運んできてくれた
いろんな美味しいものをみんなで食べてたくさん話したりゲームしたりしてあっという間に夜の9時になっていた
いきなり電気が消えた
すると、りりとののがロウソクをつけたケーキをもって
「おねえちゃんちょっと早いけど誕生日おめでとう!」
って言って歩いてきた
実は明日は莉乃の誕生日だ
それも兼ねて今日はパーティーをすることになった
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