『好き』が届きますように~私達の秘密~
1.
『へぇ…』
何に対してのへぇなのかな?
…って思ったら
私の体に対してのへぇだった…涙
「何よ…へぇって?」
…
…
『いや、千菜美のカップって何?』
…
…
「Dだよ…。」
『Fがよかったなぁ~♪ねぇ?』
「ムリ~涙」
本当はちょっと恥ずかしかった…
巧海くんに裸を見られるのが、まだ恥ずかしい。
チラッと胸元を見る巧海くん
…
…
『触っていい?』
…
…
「…うん///」
巧海くんの大きな手が近づいてくる…
ドキドキもさらに加速する。
なんだか手慣れてる感じ?
…
…
「あっ…ん」
思わず声が漏れる…
体が一瞬にして熱くなる。
嬉しさと恥ずかしさが入れ混じる。
…
…
相変わらず巧海くんは冷静だ…
私の裸を見ても冷静でいられる巧海くんって?
『…やべぇ』
小さな声で呟く…
あれれ?
違った?
巧海くんは冷静に見えてるだけで違った。
巧海くんの表情が……少し変わった。
…
…
「…あっん」
…
…
『千菜美可愛い。』
じっくり見ないでよっっ!!!
うぅ…恥ずかしい。
…
…
……数分後。