欲しいのは、たったひとり。
そして、彼女の隣にいた子まで、私に話し始めた。
「わ、私も、響奈(ひびな)に同情して、東条さんを傷つけてしまったの。初めはちょっと悪いなって思ったけど、私まで響奈に乗ってしまって.........。本当にごめんなさい!」
「私も、同じで、ちょっと楽しんでた..........。だから、すごく反省してる。本当にごめんなさい。」
2人とも私に頭を下げて、リーダーの女子は泣いてしまっている。
それより、リーダーの女子って響奈っていう名前なのか......。知らなかったな。
って、そんなことを考えている場合なのか自分!
頭を上げてもらわないと!
「あっ、あの!頭上げてほしい、です。私は謝らなくてもいいって陽日くんに言ったけど、無理やりこんな場を陽日くんが作って........。」
と、私が言うとリーダーの女子が目をキラキラと輝かせた。
「えっ、桜野くんそこまで優しいなんて.........!さすがだわ、桜野くん!」
そう言うリーダーの女子に、「やめなよ響奈っ」と小声で制する取り巻きの女の子。
小声だけど、一応聞こえてるんだけどね。
「わ、私も、響奈(ひびな)に同情して、東条さんを傷つけてしまったの。初めはちょっと悪いなって思ったけど、私まで響奈に乗ってしまって.........。本当にごめんなさい!」
「私も、同じで、ちょっと楽しんでた..........。だから、すごく反省してる。本当にごめんなさい。」
2人とも私に頭を下げて、リーダーの女子は泣いてしまっている。
それより、リーダーの女子って響奈っていう名前なのか......。知らなかったな。
って、そんなことを考えている場合なのか自分!
頭を上げてもらわないと!
「あっ、あの!頭上げてほしい、です。私は謝らなくてもいいって陽日くんに言ったけど、無理やりこんな場を陽日くんが作って........。」
と、私が言うとリーダーの女子が目をキラキラと輝かせた。
「えっ、桜野くんそこまで優しいなんて.........!さすがだわ、桜野くん!」
そう言うリーダーの女子に、「やめなよ響奈っ」と小声で制する取り巻きの女の子。
小声だけど、一応聞こえてるんだけどね。