欲しいのは、たったひとり。
「七乃──!」

「ひゃっっ!」


オイオイオイオイ、イミワカンネー!


えーー、今、誰かに抱きしめられております。


なーんか、この匂い知ってるよーな気がする。


相手が顔を上げ、その顔面を見て気づいた。


「桜野・・・・陽日・・・?」


と、そいつの名前を、言うと。


「ってオイ、疑問形にすんな!」

「おぉー、ナイスツッコミー!」


ナイスツッコミが繰り出された!
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