欲しいのは、たったひとり。
爽陽ちゃんか〜。 陽日くんの妹だから絶対可愛いよね〜。


1人でうんうんと頷きながら爽陽ちゃんを想像していたら。


「ほら、ここに来てよ」

「へ・・・?」


陽日くんは、ぽんぽんと自分が座っているところの隣を叩く。


「ここに座って、ってこと」

「あ、は、はい!」


言われた通り、陽日くんの隣に座らせてもらう。
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