欲しいのは、たったひとり。
またまた緊急事態
─────はっ。
起きたら、ベッドの上。
重い体を上げ、ベッドの上に座る。
昨日のことは正直あまり覚えていない。でも、陽日くんに抱きしめられた後、気まずくなるのが嫌で、味もよくわからないまますぐにカレーを食べ終わり、部屋に戻った。
そのままベッドで寝てしまったから、陽日くんの妹さんのワンピースのまま。
制服に着替えようとベッドから下り、机の方をふと見たら。
なにやら白い紙が置いてあった。
とても丁寧な字で書かれていた内容は。
──────────────
七乃へ
──────────────
昨日はあんなことしてごめん。
──────────────
でも、俺は本気だから。
──────────────
七乃が好きだから。
──────────────
それは知っておいてほしいんだ。
──────────────
俺は先に学校に行ってる。
──────────────
朝食はテーブルに置いてるから、
──────────────
適当にたべてね。
──────────────
陽日より
──────────────
起きたら、ベッドの上。
重い体を上げ、ベッドの上に座る。
昨日のことは正直あまり覚えていない。でも、陽日くんに抱きしめられた後、気まずくなるのが嫌で、味もよくわからないまますぐにカレーを食べ終わり、部屋に戻った。
そのままベッドで寝てしまったから、陽日くんの妹さんのワンピースのまま。
制服に着替えようとベッドから下り、机の方をふと見たら。
なにやら白い紙が置いてあった。
とても丁寧な字で書かれていた内容は。
──────────────
七乃へ
──────────────
昨日はあんなことしてごめん。
──────────────
でも、俺は本気だから。
──────────────
七乃が好きだから。
──────────────
それは知っておいてほしいんだ。
──────────────
俺は先に学校に行ってる。
──────────────
朝食はテーブルに置いてるから、
──────────────
適当にたべてね。
──────────────
陽日より
──────────────