欲しいのは、たったひとり。
まぁ、その3時間後くらいにエレベーター会社の人が来て、救出された。



そして私は、1人で閉じ込められることや狭いところに1人になることがトラウマになってしまったんだ。







って、回想が長いな。





昔の記憶を思い出して、やっぱり泣けてくる。




あの日のことは、とてもトラウマになってるから。





「あーあ、いつになったら助けてくれるのかな」




思わず、そんな独り言が出てしまった。




と同時に、涙がツーと流れた。




もう、私がどうなってるか分からない。




──────はぁ。





私は、そのまま意識を手放した。
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