遠距離五年目
すると、急に腕を引っ張られ蒼汰に抱きしめられる形に。

え、私どうなってるの?

パニックになっていると


耳元で聞こえる蒼汰の声。

「このまま聞いてほしい」


そんなの。蒼汰のいうこと私が断れるわけないじゃん。

うなずくと、ありがとうと言って蒼汰は話し始めた。

何を言われるか不安で仕方なかった。

でもすぐにこの不安は取り除かれた。
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