ニセモノ地味子




あれからブラブラも歩いてふと目に止まった服屋さん。


まぁまぁいいお値段のブランド品…。



そしてその斜め前にある
あたしがいつも雑誌出来てるブランド…。





両方寄っちゃえ!


気になるお店へ入った。




「いらっしゃいませ」

そう声をかけられて会釈する。



値札には13800円の文字…。


黒に英語が描いたトレーナー…。



欲しい…。





「すみません。コレください!」



やっちゃった…。




会計をする時にたまたま見つけたサングラス…。



これいいかも…。



やっちゃいました。




「お会計21200円です」


サラッと財布からお金を出して次はいつも来てるあのお店へいく。





「いらっしゃいませー!いつもありがとうございます!」


そうここはあたしがいつも来るお店で顔まで覚えられちゃって…。

でも定員さんは誰もLARAちゃんなんて声を掛けてこない…それがまた嬉しかったりもする





「今日は何を探しに?」

今日はトレーナーとサングラスを買ったからなー。




「んー。ズボンと靴を探してるんですが…なんかいいのあります?」


「あら!丁度いいところに!
このズボンなんてどーかしら?いつもスカートが多いイメージだけど今流行りのこのズボンにこのトップス!少し大人でしょ?」





モデルをしてる割にファッションにうといあたし。



「ならそれにします!」


あたしの癖…即決しちゃうところ。





「お値段1万円にしとくね?」


「いいんですか?」

「いいの!いつもあなたのおかげで売れてるんだから!」



そういう優しさも嬉しかったりする!






「ありがとうございました!」


「いえいえ。
また来てねー!」

「はい!」




お店を出て少し歩く…。




あっ!メガネ…欲しい。。。



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