ニセモノ地味子
「なんかすみません。
あたしまで奢ってもらっちゃって…。」
「大丈夫!悠弥だから!」
そーいう問題ではないかと…。
このあとの仕事…
殺されそう…って思ったのに…。
「いいよ別に。
これからどっか行くのか?」
「ま…まぁ…欲しいブランドのカバンがあって。」
「どこの?」
「________の。」
「あそこすげー高くね?」
「でもすごく可愛いんです!」
「確かに…連れて行ってやっか?知り合いいるし」
「い…いいんですか?」
「あぁ。俺も午後まで暇だしな?」
「ありがとうございます!」
案外優しいのかも…