君と。
タイトル未編集
はじまり
.
「おはよう!!!」
教室に入ると自慢の親友花本 美夕[ハナモト ミユウ]が話しかけてくる
「みゆうおはよ〜〜〜♡」
「♡なんてきもいからやめて」
「も〜う照れ屋さんなんだから♡」
「はぁあ」
なーんていつもこんな感じ
「れもんちゃんおはよ」
んっ!この声は!!
「大河くん!!!!おはよ」
クラスのアイドル的存在
美馬 大河[ミマ タイガ]くんだ。
あ、私の名前は轟 檸檬[トドロキ レモン]
難しい漢字でしょ〜
書きづらいって言われるのもしばしば。
自分的には可愛いから結構気に入ってたりする。
大河くんは入学して初めて出来た男友達。
イケメンだし優しくて王子様みたいなんだあ。
まあいつめんとしては
私、美夕、大河、空って感じかな
あ!!!
空ってゆうのはですねえ、、、
まあ紹介はまた後で
キーンコーンカーンコーン
「出席とるぞ〜」
担任の原ちゃんが気ダルげに声をだす。
「なんだ安村はまた遅刻か?」
ガラっ
「安心してください、来てますよ」
「いいからそのネタ毎日飽きたわ。座れ座れ。遅刻にするからなあ〜。」
その瞬間教室中がどっと笑いに包まれる。
あ、これがもうひとりのいつめん
安村 空[ヤスムラ ソラ]
好きだなあこの雰囲気。
入学当初は小学校のころ
仲の良かった子と離れちゃって
寂しかったけど
今は本当に楽しい。
ちなみに私たちは中1デス
餓鬼とか思うなよ?!!!笑
で、中学校といえば部活。
中学校生活で1番楽しみにしていたことでもある。
「な〜にっぶにしよっかなあ〜????」
「れーちゃん、はしゃぎすぎだよ〜」
ふふっと笑う彼女は
あやちゃん!!こと
水瀬 あやみ[ミナセ アヤミ]
前仲良かった
隣のクラスの子といくことにした。
そして最初に来たのはバスケ。
なんとなく入りたいなあっておもってた
部活だったりする。
体育館に行ってみると
タンダンってゆうボールの音と
キュッキュってなるバッシュの音。
仲間と熱くなる声援が聞こえてきた。
私たちの前にも見学に来ている子がいて
練習に混じっていた。
そして
同じクラスの地味めな男子だったやつもいた
でもバスケをしてる彼は
イキイキとしていて
輝いて見えて
その姿にひどく憧れて
胸が焦がれるように熱く震えて
うまく呼吸ができないくらいに
その瞬間が止まるかと思うほど
綺麗に見えた。
「わたし、バスケ部に入部します!!」
と、こうして私のバスケ人生が幕を開けた。
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