君の吐息に合わせて目を閉じた

 「…僕はいったい何に当選したの?」

 思わず聞いていた。

 聞きたくなった。

 その話の続きを。

 「…えっとですね!」

 嬉しそうに話すその顔が上がり、笑顔が見れた。

 「…つまりは私は悪魔なので君を殺します」

 …何だって言うんだ。

 僕が何をした。

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