君の隣でその白いドレスを着たくて






「へぇ。意外。
玉井さんは、ささっと終わらせるタイプかなって思ってたから。」



「高木さんから見た僕って、どんな感じなの?」



「優しくて、紳士的で、しっかりしてて、気が利いて。
それに賢い。なんでも上手くやり遂げてしまいそうな。そんな感じかな。」



「ははっ。高木さんの中の僕ってすごいなぁ。
ほんとはそんなことないんだけど。
でも、高木さんにそう思ってもらえてるなら、嬉しいな。」



「じゃあ、玉井さんからみたあたしは?どんな感じ?」



「んーっと、真面目で、笑顔が可愛くて、素直。

でもまだ全然知らないことばかりだから、もっと知りたいと思ってるよ。」



「そっかそっか。
じゃあなんでも聞いて?答えられることは答える。」



「うん。そうさせてもらうね。」





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