君の隣でその白いドレスを着たくて






「まあもう13時になるもんね。
どこか食べに行こっか?」



「行くー!!」



「僕もそれ、行っていい?」



「え?」



「もちろんいいですよ!
ね?梨々!」



「あ、うん。」



「どこ行きます!?」



佳奈の勢いに押されぽんぽんと話は進み、3人で近くのレストランにやってきた。



「何食べます?」



佳奈はニコニコしながら、大斗さんと話している。

ふたりはこの短時間で、すごく距離が縮まってる気がする。

さすが佳奈。
コミュニケーション能力高いなぁ。

ほんと尊敬する。

いつも、どんな人とでも、すぐ仲良くなっちゃうもんなぁ。



「梨々はー?」



「ん?」



「何頼むか決めた?」



「オムライスにするか、パスタにするか悩んでる。」





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