君の隣でその白いドレスを着たくて
「ふふ。佳奈、大斗さんのこと好きになっちゃった?」
「まさか!
玉井さんの恋を応援したいなーと思ってるよ。
ああやって、本人の前でも誤魔化さずに、素直に好きって気持ちを言葉にしてくれるところ、すごくいいなって思った。
梨々は?そんなふうには思わなかった?」
「おもっ・・・た。」
「だよね!
それで、梨々はどうなの?
正直なところ、大斗さんのこと、恋愛的な意味で好き?」
「んー・・・、人としてはすごく好きだけど、恋愛となると別かな・・・。」
「そっかー。
まあでも、人として好きならまだ可能性はあるね!
よぉーしっ!頑張ろ!」
「ふふ。佳奈はとりあえず、明日のテストを頑張らないと。」
「うっ・・・。
・・・はい。頑張ります。」