君の隣でその白いドレスを着たくて
「……梨々さん?大丈夫?
もうすぐ始まるみたいだけど。」
「うん、大丈夫。少し考え事してた。」
「それならよかった。」
いつもよく見てくれていて、本当に優しい。
腹が立ったこともないし、つくづくいい人だと思う。
けどやっぱり、何度考えてもあたしの好きな人は、五十嵐先輩だ。
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「すごくよかったね!まさかの展開だった。」
「ね!びっくりしちゃった。
誘ってくれてありがとう、大斗さん。」
「こちらこそありがとう。
この後どうしよっか?僕はご飯一緒したいんだけど……。」
いいかな?という顔で見つめてくる。
さすが大斗さん。顔整ってるなぁ……。
「もちろん。何食べる〜?」
「梨々さんは何食べたい?」
「んー……、パスタかなぁ。」
「いいね、パスタにしよう。」