君の隣でその白いドレスを着たくて
あたしはそんな佳奈の言葉に、うんうん。と言ってうなずく。
佳奈は、あたしに起きたことなのに、毎回自分のことのように、
いや、それ以上に怒ってくれたり、悲しんでくれたりする。
佳奈はほんとうに優しくて、友達おもいで、
あたしはほんとうに素敵な友達を持ったなと思う。
なかなか佳奈みたいな素敵な子、いないと思う。
佳奈に出会えてよかったなぁ。
なんてことを考えているうちに、自分たちの順番が来て、
美味しくて可愛いドーナツを見ながら、嬉しそうな顔をしている佳奈を、あたしが見ながら、一緒にドーナツを食べて帰った。