君の隣でその白いドレスを着たくて






その翌日。



「あの・・・、高木さん。」



「えっと、・・・ちょっといいかな?」



この前、あたしが足を怪我してしまったときに、あたしを呼び出していた女の子たちが声をかけてきた。


え。なんだろう。

またなにかされるのかな・・・?

いやでも、空気がなんかそんな空気ではない気もする・・・。



「なんですか?」



「「・・・ごめんなさい。」」



「・・・・え?」



びっくりしすぎて反応が遅れた。

え。今、この子たち、あたしに謝ったの?

え?
ちょっと・・・
え?なにごと?



そんなあたしの考えが、顔に出てしまっていたのか、どうなのかわからないけれど、
彼女たちは謝ろうと思った経緯について話し出した。





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