魔界へようこそ~りおんファンタジー~
ほどなくして
先生と
パパとママ
あとさっきの看護師が部屋に来た
先生は優しそうなおじいさんだった
「痛かったね、頑張ったね」
先生にそう言われて
心が落ち着いていく
りおん、さっきの看護師に対して緊張してたんだ
「りおんが悪いの
ごめんなさい
ありがとう」
パパとママは
一瞬目を見開いて
すぐに目を細めて
「りおんが無事で良かった」
瞳から涙をこぼした
りおん、パパとママを泣かせてばかりだね
「りおんちゃん、落ち着いて聞いてね
とても言いにくいことなんだけどね
りおんちゃんの右腕は―――」
薄々気づいていた
むしろひかれたときから
普通には戻れないって
そのあとは
右腕が義肢になって
リハビリしたり
いろんな人と面談したり
外泊訓練したり
あの看護師は怖かった
だから早く帰りたくて頑張った
先生と
パパとママ
あとさっきの看護師が部屋に来た
先生は優しそうなおじいさんだった
「痛かったね、頑張ったね」
先生にそう言われて
心が落ち着いていく
りおん、さっきの看護師に対して緊張してたんだ
「りおんが悪いの
ごめんなさい
ありがとう」
パパとママは
一瞬目を見開いて
すぐに目を細めて
「りおんが無事で良かった」
瞳から涙をこぼした
りおん、パパとママを泣かせてばかりだね
「りおんちゃん、落ち着いて聞いてね
とても言いにくいことなんだけどね
りおんちゃんの右腕は―――」
薄々気づいていた
むしろひかれたときから
普通には戻れないって
そのあとは
右腕が義肢になって
リハビリしたり
いろんな人と面談したり
外泊訓練したり
あの看護師は怖かった
だから早く帰りたくて頑張った