LOVEMEMORY




あたしはケイゴの 

日記を持ち 

どしゃ降りの雨のなか 

日記をぬれないように 

空港に向かう 



走ってもかなりかかる 

だけど 

道路は渋滞している…




あたしは走りつづけた 




「《〇〇空港前》」



「…はぁ…はぁ…」



あたしは中に入った 

視界がくらくらしたけど 



「…ケイゴ!!ケイゴ!」



ケイゴを探した…






だけど。

あたしの視界が 

まっくらになり 



あたしは倒れてしまった 





ケイゴ…

ケイゴ…



…央…


…奈…央




「奈央」

「…ケイゴ…ケイゴッ」




目をさましたら 

さっきの空き家で 

目の前にはケイゴがいた 






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